皆さんはスマホ(ここではiPhoneも含めます。)に触れない日ってありますか?
もう身体の一部と言っても過言ではない時代ですよね。
便利な反面、様々なリスクもあるということを念頭に入れて生活するのがとても大切なんだと思います。
下記に記載するのは私自身がスマホを日々使っていて感じることの様々です。あるある!と共感してもらえることも多いのでは?
スマホの用途
※調査機関:アンケートサイト「ボイスノート」
調査期間:2022年5月20日 ~ 2022年5月23日
集計対象:全国の男女500人(20代以下、30代、40代、50代、60代、各100人)
もちろん通話やメール、LINEなどの通信手段
書くということが激減したせいか、とにかく漢字を忘れました。簡単に変換できてしまいますもんね。ただ、変換した文字が本来の意味合いと違っていることがたま〜にあります笑。
時計代わり
もともと腕時計はしない派なのですが、今は完全に時計そのものを見るよりスマホに表示されている時間を見てます。また、アラームで好きな音楽を設定して朝起きるというのは良いですよね。二度寝しちゃうんでスヌーズ設定必須です。
音楽を聴く、映画を観る
私はこれ絶対なんです。有料アプリも利用していますが好きな音楽をリストにして毎日聴いています。映画の配信も早いので映画館へ行くことが減ったのは事実です…。それに本屋さんやレンタルショップの店鋪が減ってしまったのもこのせいではないでしょうか…。
ショッピング
今や買えない物はないのではと思うほど、スマホ一つで何でも注文できちゃいますよね。食事、ファッション、コスメなどなど…。私もかなり頻繁に使いますが、洋服や靴に関してはサイズなどを実際に確認すれば良かったと失敗も多々あります。
お金関係
お財布を持たずに出かけてもピッとスマホをかざすだけで買い物も電車にも乗れちゃう。ただお年寄りには少々不親切な気がします…。また、充電がなかったり、この前の様にシステム障害があったりするとアウトですよね…。
SNS
こちらについてはお伝えしたい想いがたくさんなのでまた改めて投稿させてください。
ゲーム
私もハマっています笑。集中し過ぎて時間つぶしのつもりが数時間経過していたなんてことも…。
以上の様に用途をあげてみましたが、もっとたくさんありますよね。人や設定によって様々な使い方があります。自分なりの使いやすさを見つけられたらいいですね!
スマホのデメリット
今回はメリットではなく、あえてデメリットに触れていきたいと思います。デメリットを認識しておくことで利用の仕方に少し慎重になれるのではと思います。
《会話がなくなる》電車に乗ればほとんどの人がスマホをいじっています。降りる駅に着いても気づかず慌てて降りる人もいますよね。また、たまに外食などをしていると会話のない親子やカップルをみかけます。それぞれスマホをいじってるんですよね…。せめて食事の時ぐらいは…と思ってしまうのは私だけでしょうか?
《ながらスマホ》良く耳にしますよね。車や自転車を運転しながらの操作は事故に繋がるので絶対にやめましょう!!ベビーカーを押しながらスマホを見ているママさんも良く見かけますが、どうか赤ちゃんを見てあげてください。もちろん危険だからということもありますが、今しかない成長の瞬間をどうか見逃さないでください。
⚠運転中の「ながらスマホ」などに対する罰則等は、以下のとおりとなります。
携帯電話を保持して通話したり画像注視したりした場合(保持)
【罰則】
「6月以下の懲役」又は「10万円以下の罰金」
【反則金】
普通車の場合:18,000円【違反点数】3点
携帯電話の使用により事故を起こすなど交通の危険を生じさせた場合(交通の危険)
【罰則】
「1年以下の懲役又は30万円以下の罰金」
【反則金】
非反則行為となり、罰則が適用されます。
【違反点数】
6点(免許停止処分の対象)
《身体的影響》私自身、仕事柄や年頃ということもありますが、急速に老眼が進みました。目が疲れやすく頭痛がしたり、首がつまったり不調があります。
「スマホ依存症」という言葉を耳にします。スマホ依存症とは、スマートフォンを使うことに心を奪われ、止めたくても自分の力では止められない状態のことを言います。
スマホ依存症は、仕事中の集中力低下によりミスが増えたり、学業への悪影響につながり、スマホがないと落ち着かない、イライラするという 精神依存も問題になります。そんなスマホ依存症は不眠など、様々な障害を引き起こしてしまいます。
睡眠不足
スマホ依存症 になった結果、夜遅い時間まで、友達とのSNSで連絡をとったり、時間を忘れてゲームに夢中になり、睡眠時間の減少がみられます。その結果、疲労感の蓄積、昼間の眠気が問題になります。記憶力の低下も起きます。
睡眠リズム障害
寝る前にスマホを使うことで、光刺激を受けます。その結果、体内時計を調節しているメラトニンの分泌が低下します。眠りを知らせるホルモンの低下は、寝つきが悪い、朝起きられない症状を引き起こします。昼夜逆転の生活になることも少なくありません。寝る前にスマホを見るのをやめて見てください。私も娘もやってみましたが次の日の朝がなんだか楽だったんです。
身体的症状
身体への影響として、姿勢の悪化、肩こり、筋肉痛、ストレートネックなどが生じます。長時間の操作によって、手指の腱鞘炎による痛みを感じる人もいます。長時間、画面を凝視することで、疲れ目、視力の低下、ブルーライトによる体内時計の変化が起きます。また、情報過多によるストレスによって、脳が疲労するため、記憶力と判断力の低下につながります。更に、分かってはいるけど、スマホを止められないという苛立ち、焦燥感、情緒不安定、周囲とのコミュニケーションの低下も問題になります。
その結果、学生では、学業成績の低下、不登校、留年などが生じます。社会人では、不眠の影響のため、遅刻や欠勤が増えます。
かなり怖いですよね…。当てはまる方も多いのではないでしょうか…。
スマホ依存症の原因
オンラインショッピング、趣味、オンラインゲームの目的を達成しようという欲求を満たしたいという気持ちからインターネットに没頭することがあります。一方、対人、特定のグループとの関係を維持したい、そして、心理的に幸福感を得たいときに生じやすい傾向があります。対面ではないSNSという手軽な手段で、他人とつながりたい方が増えています。承認してもらいたい欲求が強いことが関与しています。他人とのメッセージのやりとりの中で、すぐに返信しなければならないという 強迫観念 が依存性を引き起こすことも考えられています。社会人では、リモートワークの最中に、つい手元に置いてある「スマホをいじってしまう」ことも問題になっています。自宅という環境のため、同僚、上司の目が届かないことも影響しています。
まとめ
じゃあ今日から改善しよう!!と思っても自分ではどうにもならない状態になっていることもあり、専門的な治療が必要となってくる場合もあります。
大学病院の 精神科 では、 専門外来を設けているところもあります。通院での治療が可能ですが、重症の場合は、入院による管理も必要となります。
基本的にはうつ病 、強迫性障害 、発達障害がないか確認します。
その後、心理カウンセリングや、薬物治療 が行われます。
また、睡眠障害については、通院で睡眠衛生の指導を中心に睡眠リズムを整えるための対処法を検討します。
少しでも気になることがあったら、 精神科や心療内科 などの メンタルクリニック が増えている現代だからこそ、手遅れになる前に受診をすることが最善の方法の一つといえます。
だいぶ重い内容になってしまったのですが、他人事では決してありません。
タイトルの「スマホと離れる日」ですが、1日じゃなくていいんです。1時間、10分でも今日までのスマホ時間を減らしてみてはいかがでしょうか?きっと何かが感じられると思います。
少しでもあなたの生活のお役に立てれば嬉しいです。またどこかでお会いしましょう♡